SHOONIN Lab.

音楽の作り方・マーケティング・自己啓発などについて

iri「corner」カバー動画作成と楽曲分析

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皆さん今日も音楽聴いてますか?

以前、どうやって楽曲ができているか調べるのと、楽曲制作の練習を兼ねて楽曲のカバーをすると書きました。

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今日は宣言通りそのカバーを披露したいと思います。楽曲は、シンガーソングライターiriちゃんの「corner」という曲。

原曲は結構dopeな感じ。今回はあまり原曲の雰囲気を変えないようにカバーしてみました。

 

楽曲比較

原曲

youtu.be

 

カバー

youtu.be

 

分析

コード進行

原曲は以下の進行です。

キー:B

コード進行:基本は /F#M7 / EM7 F#M7 / B♭m7 F#M7 / B♭m7 A♭7 / のループ

(2番のAメロでちょっとテンションが入ったりするけど基盤の進行は一緒)

ちなみはカバー動画ではキーを4つ下げて演奏しています。

 

メロディー

音符の数が多く、同じ音程がリズム重視で配置されている。要はラップっぽいメロディーです。そこで只のラップじゃなく歌っぽくも聴こえるよう工夫されている感じがありますね。

 

歌詞

上手くグルーブを作れるように、擬音や英語を織り交ぜた歌詞になってます。例えば「ドロドロのメイク」という部分だったら「ドロゥドロゥのメィク」というように1音の中に2文字以上入るような譜割りにする事でグルーブを出しています。それでいてiriちゃん特有の気怠さみたいなモノが上手く表現できた歌詞だと思います。

 

歌い方

リズム感がメチャクチャ重要です。サビのフロウはリズムがよれると一気にダサくなるので要注意。後は(日本語の部分も含めて)歌詞全てを英語っぽい発音で歌うのがミソ!

 

アレンジ

原曲はエレピでバッキングしています。これが独特な気怠さの土台を作ってるイメージですね。後はイントロのシンセが印象的です。この曲で一番重要なフレーズですね。

カバーではエレピの代わりにギターでバッキングしていますが、他のフレーズはあまり原曲と大きく変えていないつもりです。

 

まとめ

アレンジは今時の4つ打ちソウルで、コードの展開も少なめですが、グルーブを重視して作ってる感じがしますね。歌のために伴奏がある感じ。だからこの曲のグルーブは全て歌で持ってかなきゃいけません。

メチャクチャ難しいです。

改めてiriちゃんのリズム感がヤバいと再確認できる曲ですね。