「ふともも写真の世界展」中止と再開について
皆さん、ふとももは好きですか?
えぇ、嫌いな訳ないですよね。むしろ最高ですよね。
突然何を言っているんだコイツはと思う方もいるかもしれませんが、そのふとももをフューチャーした個展があります。写真家ゆりあさんによる個展「ふともも写真の世界展」です。
最近、池袋マルイでの開催を予定されていたこの個展が開催中止されたことで話題になりました。
ふともも写真の世界展
では「ふともも写真の世界展」とは何か、というと・・・そのままです。文字通り。
論より証拠ということで、以前浅草橋で開催された時の様子を少しお見せしましょう。
360度ふとももで埋め尽くされた世界。夢にまで見た、まさに楽園。そこには制服、スク水、更には体操服までありとあらゆるふとももがあります。
ちなみに僕のお気に入りの1枚はコレ。
あ、キモい男が寄ってたかってニヤニヤ見てると思ってるでしょう?(僕は思ってました)意外と女の子も沢山見に来ています。そして男女共に…いや男性はみな芸術品を見るかのような神妙な顔付きでふとももを眺めているのです。そう、ふとももは芸術なのです。(でも絵面はめっちゃシュールでした)
池袋マルイでの開催中止の理由
「(被写体が)未成年者を思わせる」「デパートで開催するもの?」など批判の声が上がりました。これを受け、丸井グループ広報は3月3日日「お客様からのご意見を受け、このような結果になりました」と中止理由を説明しているようです。
考察
被写体に未成年者はいない、と公表されていることから、そこには問題ないように感じます。一方で、デパートでの開催が適切かと言われると微妙な気はしますね。この個展を目的に来た人以外の目にも止まってしまいますから。
色んな人の意見を聞く限り、性的な問題と表現の自由がゴチャ混ぜになっている感があります。この表現を公共の場で披露できる「アート」ではないと、認めたくない人の影が見え隠れしますね。
個人的にはやっちゃえばいいのに、と思いますが。本当に純粋な気持ちで「アート」として見ている人もいるでしょうし、やることによるメリットもあると思います。
少し話は逸れますけど、全員が「うん」と言わないと実行できないのは合理的じゃないですよね。それだとクレーマーの言う通りになってしまう。
音楽もそうだと思うんですけど、やっぱり芸術は所詮好みの問題だと思うんですよね。好きか嫌いかしかないんじゃないかな、と。だから見た結果、嫌いと言うならそれは仕方ないことだと思います。ただ不適切、そもそも発表してはいけないみたいな空気はどうなんだろう。
僕は表現を規制することはその業界の衰退に繫がると考えています。練度の高い芸術はその想いの強さにある程度比例するんじゃないかと考えているのですが、規制はその進行を止めてしまいます。きっとゆりあさんも人並み外れたふとももへの情熱があったに違いありませんね。
最後に
ちなみにこの個展。「ふともも写真の世界展 2018 in 原宿」として、4月27日(金)から5月6日(月)にかけて東京・原宿にあるChromatic Galleryにて開かれることが決まりました。
皆さん是非一度ふとももに囲まれてみては?