SHOONIN Lab.

音楽の作り方・マーケティング・自己啓発などについて

「失敗するな!」と言う上司は失敗している

誰しも「失敗」を経験した事があるでしょう。そこで誰かに怒られてみんな思うのだ。「失敗してはいけない」と。

しかし、これが人の成長を留めているのではないか?この本を見てほしい。

人は失敗を活かす事でより上手くできるようになる。僕もよく言っているが、最初から完璧にできる人間などいないのだ。

例えば、僕は「この曲はイマイチだ。もっと完璧にしてから持ってきて。」と言われたことがある。ちなみに何処がイマイチか聞いたら「そんな事も分からないのか」と彼は教えてくれなかった。これで自分なりの完璧を見つけるまで彼に曲を聴かせることができなくなった。かなり頭をひねったが、結局彼の求める物が完成する事はなかった。

確かに自分も完璧だなんて思っていない。だからこそブラッシュアップしたかったのだがその機会さえも奪われてしまった。

やはりブラッシュアップする機会を多く設けられる程物事は良くなるのだ。トライ&エラー大事。

だから僕は初めて何かをやる時、ワザと失敗するようにしている。そこでどんな事をやったら、どうなるか情報収集するのだ。

次に、その失敗をまとめ、何故起こってしまったか原因分析する。そして、全ての失敗を分類し、体系的にまとめる。

実はこの分類がキモなのだ。ここで分類した項目毎に対策をする事で、少ない対策により多くの失敗を無くす事ができる。

これを何度も繰り返していく事で人は成長していく。だからみんな安心して失敗してほしい。そういう空気になれば日本もだいぶ雰囲気良くなると思うのだが…。

先程取り上げた本にはそんな内容が書いてあるんじゃないかな!(読んでない)

ランチしてる時に怒られているバイト君を見ながらそんな事を思ったのだった。