2018年 日本の若手ブラックミュージックシーンまとめ
皆さんはブラックミュージックをご存知でしょうか?
ブラックミュージックとは黒人発祥の音楽の総称です。Soul、R&B、Funk、Hip Hopって言えば分かりやすいですかね。これらは全てブラックミュージックです。僕はこの音楽特有のビートやグルーブ感が好きでよく聴いています。
じゃあこのブラックミュージックをルーツにやってる日本人はいないのか?ってことで最近オススメのミュージシャンをまとめてみました。
オススメミュージシャンまとめ
Suchmos
はい出ましたね。言わずと知れたサチモス。神奈川県茅ヶ崎出身者を中心に結成された6人編成の日本バンドです。ジャズミュージシャン、ルイ・アームストロングの愛称サチモスから取ったバンド名だそうで。アシッドジャズ色が強いバンドです。ベースとか完全にジャミロクワイですし、曲名もジャミロクワイの曲から取ったであろう曲が沢山あります。
最近売れてる「STAY TUNE」もジャミロクワイの「Traveling Without Moving」にかなり影響を受けているように感じます。気になる方は一度調べてみては?
iri
女性シンガーソングライター。Hip Hop的なのに軽やかに聴こえるかなり特徴的な歌い回しです。その一方で、ソウルフルな声がステキ!曲調もグルービーな物が多いですね。また、Sony Music主催のJAMというオーディションでグランプリを獲得し、海外に留学していたようです。その経験がかなり楽曲に活かされているように感じます。
ちなみに「Watashi」という楽曲制作は水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミ氏が担当しており、またコムアイさんとは違ったクールさがありますね。
向井太一
男性シンガーソングライター。R&Bの要素を軸に、アンビエントやエレクトロの要素を混ぜ込んだ楽曲制作を行なっています。先程のiriさんに続き、彼もかなり歌い回しが独特です(iriさんとは交流もあるようですね)。うねるような歌い回しで、正解のメロディーをギリギリ外れないよう遊んでいる風にも聴こえます。
「FLY」という楽曲制作はLUCKY TAPESの高橋海さんが担当しており、軽快なビートと太一君の歌が上手くマッチした楽曲になっています。
LUCKY TAPES
3人編成の日本バンド。ライブではドラムやホーンをサポートで入れているようですね。楽曲はジャズ、ソウルの要素を入れた正統派ポップロックって感じです。高橋海さんのキーボードボーカルが楽曲の根幹を作っています。
あと海さん、可愛い顔してます。甘い声してます。腹筋バキバキ。ギャップ萌えの塊ですよ。プレイヤーとしてもマルチらしくピアノ、ギター、ホーンと色んな楽器が演奏できるようですね。
雨のパレード
4人組バンド。このバンドはブラックミュージックというより、エレクトロ色が強いかもしれないです。ポストダブステップ、インディーR&Bの要素を上手く混ぜ合わせて都会的な楽曲に仕上げています。オシャレです。個人的には各パートのアレンジが凄く緻密なバランスで成立していると思っていて、聴き込むほど新たな発見があります。オシャレです。
ちなみにボーカルの福永浩平さんは、たまに「〇〇をしているオシャレな人は私です」とtwitterで呟き、オシャレな画像を掲載しています。それでもオシャレです。
ペトロールズ
ギタリスト長岡亮介を中心に結成されたスリーピースバンドです。ちなみに、ご存知な方も多いと思いますが、長岡亮介は東京事変でギターを弾いていた浮雲さんの本名です。えっ、若手じゃねぇって?いやいや、バンドがシーンに出てきたのは最近なんで許してください。。英国で「ガソリン」を意味するバンド名で、車好きの長岡さんが命名しました。
普通のロックではない音楽をやりたかったようで、ブラックミュージック色の強い楽曲になっています。もうとにかくギターが上手い。あと音が良い。クリーントーンで何でこんな抜けの良い音が出るんだ?よく新しいギターを作っているようなのでギターの構造にも詳しいんでしょう。一先ずライブを見てください。ギターボーカルとしての凄さが分かります。
TENDRE
3人組バンドampleのベースボーカル河原太朗のソロプロジェクト。僕も最近知ったんですけど、ベースをはじめ、ギター、鍵盤、サックスなども演奏するマルチプレイヤーとして色んなアーティストのレコーディングにも参加しているようです。
楽曲はジャズ、ソウル色が強くシックな雰囲気漂う大人の音楽って感じです。1つ印象深かったのがメロディと歌い方がペトロールズっぽいなという点。多分好きなんでしょうね。ただTENDREにはスリーピースバンドとは違った良さがありますから。その辺りを楽しめるのではないかと。
最後に
みんなカッコイイ!オシャレ!ズルい!