アゲハスプリングスのボーカルディレクションメモ
今日カバンを整理していたら、こんなメモが出てきた。
ま、全く意味が分からねぇ……!!
実はこれ先日、アゲハスプリングスのボーカルディレクションセミナーに参加した時に取ったメモなんです。
アゲハスプリングスというのは日本ポップス界の音楽プロデューサーが所属している作家事務所ですね。パンフレット曰く、音楽×総合エンタテイメントカンパニーだそうです 。
で、このアゲハスプリングスのクリエイター、というか社長がボーカルディレクションする所を見れるとの事で、
「プロの技術盗んじゃるけん!」
と意気揚々に向かった結果がコレになります。
薄いよね。。内容がさ。
折角なので、今日は忘れないようにメモの内容をもうちょっと補足してまとめようと思います。
先ず、ボーカルディレクションの内容です。
ゲストとして呼ばれたシンガーソングライターmoaさんの曲(ギター弾き語り)ワンコーラスをレコーディングして、曲として仕上げる所まで公開する、というものでした。
その中で、「ナルホド」と思ったものをメモしました。詳しくは下に書きますね。
①曲を届ける or 自分をアピールする
先ず最初にmoaさんのカウンセリングからスタートしました。その中で、名前の由来とか、なぜ音楽を始めたか、これまでどうやって活動をしてきたか、などについて尋ねます。
その中で、レコーディングした曲を誰かに聞いてもらった時どう感じて欲しい?なんだこの曲はって思って欲しい?この曲を歌ってる人はどんな人なんだろう、と思って欲しい?と質問してました。
moaさんは曲に興味を持って欲しいと言ってました。なので、今回は曲にフォーカスして録っていくという方針になりました。
②Aメロ:マイクに近付く
そうは言ってもボーカリスト自身も少し見えるようにディレクションしたい。
ってことで、声を張らないAメロで、かなりマイクに近付くよう指示していました。Aメロの歌がオケに埋もれないようになった気がしますね。
③「ん」を大事に
発音がハッキリしなかったんですかね、一度全部「ん」で歌ってみて、と指示していました。
んんん〜んん〜♪って。
これは分かりやすくて良いディレクションだな、って感心しました。この後、「ん」を意識する事ができたようで、かなり歌詞が聴き取りやすくなった事が印象に残ってます。
④あえ、うお、の発音
これなんだっけなー!!!
忘れました!!!笑
Bメロはこの母音が多かったんだっけかな。
皆さんはこういう事にならないように。
メモ取るならちゃんと取れよ自分。。
⑤強調する時は言葉を切る
曲の中で印象的なワードは言葉を切るように促してました。
例えば、めちゃくちゃ極端な例を挙げると、チャットモンチーのシャングリラなんかは「シャングリラ」って歌詞が最も強調する所です。
これを「シャングリラぁ」って柔らかく間延びした歌い方したら、歌の流れの中に埋もれてしまいます。
だから「シャン グリ ラッ」って買った方が歌全体の中で印象的に聴こえます。
後はその強調を曲全体の中でどの部分に適用するか見極める事が重要だと感じました。
しかし、社長こと玉井健二さん。
全体通して迷いなくスムーズに進行していて、ベテランの凄みを感じましたね。上手く歌い手の緊張をほぐしながら的確な指示を出していて、人間力高ぇなって感心しました。
僕も上げたい人間力。