一目で分かる!目立つアーティスト写真の撮り方
こんにちは、shooninです。
今日はアーティストのプロフィール写真、通称アー写について書きます。
宣伝材料として使われる事が多いこのアー写ですが、皆さん色々な方法を使って個性的な写真を作ってきています。
そこで、私たちのアー写を事例に、どんな考えでアー写を撮影したかまとめてみようと思います。
これね!!!
この写真について要点をまとめていきます。
顔を出さない
ウチのバンドでは、メディアに顔を出さないようにしようと暗黙の了解的に決めています。え、何でかって?恥ずかしいじゃないですかw
そこで顔を隠すために色んな試行錯誤をしました。木の葉で隠すとか、めっちゃ遠くから撮るとか。例えばこんな感じで。
はい、 まったく誰か分かりませんね。
他にもピントをズラして撮るという手法も試したのですが、写真全体がボケてしまい、写真としてイマイチになってしまったので、ボツとしました。
ただこの顔が分からないという点を逆に面白いポイントとして活かせないかという発想で構図を考えていきました。
全体の輪郭をハッキリさせる
そこで、全体の輪郭、バランスを整えたまま顔だけ隠せないか考えた所で名案が降りてきました。
「カメラのシャッタースピード上げて、顔だけ振れば、顔だけボケるんじゃね?」…と。
これが今回のキモでしたね。個性的で、面白い写真にするために、最高のアイデアでした。
そこで、このアイデアを試すため、スタジオに行きます。
目立つ色を使う
これは正直偶然の産物でした。たまたまスタジオの壁紙が赤色だったのです。音楽性とも掛け離れてないし、いい色だと思ってその場は決めたのですが、後から見てかなり目立つ事に気が付きました。
赤は警告色ですからね。人の目に付くようになっているのです。
殆どのバンドは公共の施設か屋外で撮影します。お金がありませんからね!!!加えて、何故かバンドマンはちょっと暗くて哀愁ある感じの写真が好き。分かる。僕も好き。
今回そういう考えから脱却して、完全にノリと勢いに身を任せて撮影をした結果、他の人と毛色の違う写真が撮れたという事ですね。
結果
ここで、最近コンピレーションアルバムに参加させてもらったんですけど…ドン!!!
ほら。
目立ってないですか、赤?
まぁ写真だけ目立っても仕方ないんですけどね。本来は中身の音楽がメインですから。
ただ目立ったというだけです。
しかし、これで視覚的に、何だこのバンドは!?と印象付ける事はできたかなと思っています。こうやって自分の音楽を聴いてもらうきっかけの1つになればいいんです。
インスタ映えが求められる昨今、皆さんもテーマを決めて、目立つ色で撮影をしてみては?