ギターの仕組み 〜ギターってどうやってできている?〜
先日、メルカリでギターを嫁に出したことについて書きました。
その時、馴染みのギター工房にクリーニングしてもらったんですけど、このギターちょっと変わった作りになってるらしいんですね。で、これを機に一度ギターがどういう風に作られているか、仕組みを調べてみました。
ギターのパーツ
大きく分けて、上からヘッド、ネック、ボディに別れています。
◾️ヘッド
ヘッドにはペグというギターの弦を巻きつけるためのパーツが付いています。ペグを回して弦を張ることで、各弦の音の高さを調節します。この行為をチューニングといいます。
◾️ネック
ネックの上表面を指板といいます。ここにフレットという金属を打ち付けます。弦を抑えた時、フレット毎に半音ずれるよう配置されています。
ちなみにネックは↓こんな仕組みで作られています。
一般的には、ボディとネックは別々に作られて後で接続します。また、ギターは木で作られているので、温度や湿度によって変形してしまいます。特にネックは図のように順反り、若しくは逆反りしてしまいます。これを真っ直ぐにするため、中に鉄芯が入っていて、ボルトで調整できるようになっています。
◾️ボディ
ボディにはブリッジが付いています。ここから弦を通してペグに巻きつけます。また、ボディは中が空洞になっており、サウンドホールから入った音が反響して、音を響かせる仕組みになっています。
例外
ただ例外もあります。先日書いたcoleclarkは、ボディとネックが一体になったギターです。素材もオーストラリアの木だけを使って作られており、ネック調整時のボルトも一般的に使用されていない型の物が使われています。ちょっとマニアックなギターを買うと調整する時大変かもしれませんね。
余談
余談ですが、リペア職人はこういったギターの仕組み1つからギターの制作方法まであらゆる知識と技能を保有しています。先日、ギターショップが無くなると困ると書きましたが、こういった職人さんが長く続けていけると世の中であって欲しいです。彼らはにしか作れない音があるはずですし、それは新しい価値を作ることができる人という事なので。(ただそういう職人さんってご年配の方が多いんだよなぁ・・・)
まぁお店が潰れないよう、これからも贔屓にしていこうと思います。
ちなみにココです。
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いつもギターを調整しに行った時、豆知識を教えてくれるいいおっちゃん達なので是非。