作曲とは何ぞや? 〜The 20 best DAW software apps in the world todayの所感〜
作曲をしてると人に言うと、よく「すごーい」と言われます。
なんか悪い気はしないです。ぶっちゃけ。悪い気はしない。
でも全然凄くないです!!!
反応に困ります。。
やってる側からすると別に凄くないんですよ。
すごい曲を作ってる人達が凄いだけですから。
で、それと同時に 「作曲ってどうやってするの?」ともよく聞かれます。
これも一概にやり方が決まっているわけではないので非常に答えに困る。
じゃあ作曲って実際どうやっているのでしょう?
今日はそれを説明して、今後答えに困らなくしたい。
なおかついい曲が出来た時ホントに凄いと思ってもらうため、作曲について説明しようと思います。
先ず個人差はありますが、作曲という分類に絞って代表的な例を挙げると
- コード進行から作る
- メロディから作る
- リズムから作る
がメインかと思います。
この準備段階として、詞やテーマを決めてから曲にしていく人も多いでしょう。
で、この作業を「何を」使って作るかに個性が出るかと思います。
- 楽器を使って作る:ポピュラーミュージックの中だと、ピアノやギターなどを使うことが多いでしょう。コード進行やメロディーから作る人はこのパターンが多いのでは。楽器が弾けるシンガーソングライターの人はこうやって作るイメージがありますね。僕もこのパターンが多いです。
- 鼻歌で作る(道具を使わない):楽器ができない人はこのパターンが多いです。メロディを人に伝えてアレンジしてもらいます。安藤裕子さんはこの手法で作った曲があるそうです。
- DTM(Desk Top Musicの略称):デジタルで音声の録音、編集、ミキシング、編曲など一連の作業が出来るように構成された一体型のシステムを使って作曲する手法です。要はパソコンで作曲ソフトを使って作ることで、 ざっくり言うとPCの中で曲作りにおける全ての作業を行えます。よって、上述したどの作曲パターンでも作ることが可能です。一方で、ある程度音楽理論とPCの知識が必要というデメリットもあります。
今回は、このDTMについて少し詳しく書きたいと思います。
上述した作曲ソフトのことをDAW(Digital Audio Workstationの略称)と言います。先日「The 20 best DAW software apps in the world today」という記事があり、以下のような順位になっていました。
- Image-Line FL Studio
- Ableton Live
- Steinberg Cubase Pro
- Propellerhead Software Reason
- Apple Logic Pro
- Cockos Reaper
- PreSonus Studio One
- Cakewalk Sonar
- Avid Pro Tools
- Bitwig Studio
- Acoustica Mixcraft Pro Studio
- Renoise
- MuTools MuLab
- Magix Samplitude Pro X
- Steinberg Nuendo
- MOTU Digital Performer
- Apple GarageBand
- Ardour
- Tracktion Software Waveform
- Magix Acid
え、こんなあんの!?って感じです。
正直僕も10位以下のDAWはほとんど知りませんし、周りのミュージシャン仲間で使ってる人もあまり見たことないですね。ただこれを見ると市場に20個以上のDAWがあることだけは分かります。他にも無料で提供されているDAWもあるので、お金をかけずにやりたい人にはそういうDAWを探すのもいいと思います。
また、1〜10位辺りのDAWだったら順位が高い方が良いという訳ではなく、それぞれに特徴があります。例えば、2位のLiveだったら文字通りライブ演奏に向いているとか、波形編集や外部スタジオでの使用を考えるなら9位のProToolsが良いとか。ちなみに僕は楽器を演奏して録音するのでProToolsを使っています。他のDAWに比べて音が好みというのもありますが。
記事の内容を見ると、使い勝手や機能の充実さを含めて総合的に順位を決めているっぽいですね。上位に食い込んでいるDAWはMIDI編集機能や作業効率化に特化した機能が豊富なイメージがあります。こういう機能も使いこなせるようになると便利なんですよね。
もし一人でオケを鳴らしてライブするような機会があるなら、次はAbleton Liveを買おうかな・・・かな!!