SHOONIN Lab.

音楽の作り方・マーケティング・自己啓発などについて

見えない物を見ようとして

最近久々にライブを見に行きました。

BUMP OF CHICKENスタジオコースト公演。

バンプは、高校生の時メチャクチャ好きでMDが擦り切れるくらい聴きました。まだMDでした。

歌詞と曲でこんな感動させられるんだ、って僕が音楽をやるきっかけになったバンドと言っても過言じゃないです。

僕はジュピターの頃が一番好きで、正直最近の音楽性はあまり好きではないのですが、人間性とか音楽のルーツは変わってないんだなって事がライブを通して伝わってきましたね。藤くんマジイケメンでした。

 

という事で、今日はバンプの音楽ルーツについて書きたいと思います。

昔ラジオを聴いていた時に、メンバー全員ブルーグラスにハマってると言っていました。改めて曲を聴くと、ブルーグラスの要素が曲の随所に散りばめられていることが分かります。

 

ブルーグラスとは、アメリカのアパラチア南部に入植したスコッチ・アイリッシュの伝承音楽をベースにして1945年末、ビル・モンローのブルー・グラス・ボーイズにアール・スクラッグスが加わってから後に発展したアコースティック音楽のジャンルです。演奏にはギター、フラットマンドリン、ヴァイオリン、5弦バンジョードブロギターウッドベースなどの楽器が主に使われます。

FFとかの様なRPGの町中でかかる音楽をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんね。バンプのメンバーがゲーム好きなことからもこういう音楽性に繋がっていることが分かります。

 

バンプの曲では、アコースティックギターを使った曲が多くハンマリング、プリングオフを多用した牧羊的なフレージングにはブルーグラスの要素を感じますね。特に車輪の唄とか、ダンデライオンなんかは顕著かな。

 

そうやって実体験を基に、ゲーム音楽ブルーグラスオルタナティブロックを上手く昇華して楽曲ができていることが分かります。

まぁ後はやっぱり歌詞が抜群に良いですよね。これはもう唯一無二です。これまでどんな体験をしてきたんでしょうね。藤くんマジイケメン。

 

以上、という訳で普段見えない物を見ようとしたバンプのルーツについてでした。